《アルフ・フラーファート》(読み)あるふふらーふぁーと

世界大百科事典(旧版)内の《アルフ・フラーファート》の言及

【千夜一夜物語】より

…ササン朝時代にパフラビー語で書かれた《千物語》(ハザール・アフサーナ)はインド説話の影響の強いもので,一つの枠物語の中に多数の説話を入れたものであった。8世紀後半ころ,バグダードでアラビア語に訳され《アルフ・フラーファートAlf khurāfāt(千物語)》と呼ばれた。やがてイスラム思想に染め上げられて《アルフ・ライラ(千物語)》と呼ばれるようになった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」