《イギリス商人大鑑》(読み)いぎりすしょうにんたいかん

世界大百科事典(旧版)内の《イギリス商人大鑑》の言及

【デフォー】より

… デフォーには経済学者ともいえる側面もあり,《グレート・ブリテン島周遊記》(1724‐27)には産業革命前夜の各地の産業実態が描かれ,経済史研究のための貴重な史料ともなっている。また,禁欲的・合理主義的徳目を説いた経営指導書《イギリス商人大鑑》(1725‐27)や,自由貿易論にのっとってイギリス経済のあるべき姿を描いた《イギリス経済の構想》(1728)などの著書を残している。デフォーの経済観は《ロビンソン・クルーソー》にも反映しており,マルクスやM.ウェーバーの著書にも経済人ロビンソンへの言及がある。…

※「《イギリス商人大鑑》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」