《イル・ペコローネ》(読み)いるぺころーね

世界大百科事典(旧版)内の《イル・ペコローネ》の言及

【ノベラ】より

…デカメロンの成功は多くの類似作品を生み出した。フィレンツェのセル・ジョバンニが1383年以降執筆した《イル・ペコローネ》(シェークスピアの《ベニスの商人》で有名な人肉裁判の話を含む50話)やサッケッティの《トレチェント・ノベレ》(邦訳《ルネッサンス巷談集》),ルッカのセルカンビの《ノベレ》(15世紀初頭),さらにミラノのバンデロの《ノベレ》などがある。文学的には必ずしもすべてが優れたものではなく,退屈なものも多い。…

※「《イル・ペコローネ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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