世界大百科事典(旧版)内の《ウィリアム・テル》の言及
【ウィルヘルム・テル】より
…本邦初演は,1905年莚升一座による明治座での巌谷小波翻案・演出《瑞西義民伝》といわれる。なお,ロッシーニ作曲の歌劇《ギヨーム・テル》(4幕)も,シラーのこの作品にもとづくもので,一般には《ウィリアム・テル》の名で知られる。1829年パリで初演,〈序曲〉がとくに有名である。…
【ロッシーニ】より
…同年早くもベネチアでオペラを発表した。以後,29年にパリで初演されたシラーの戯曲による《ウィリアム・テル》に至るまで,38曲のオペラをベネチア,ミラノ,ナポリ,ローマ,パリなどで発表した。しかし,人生半ばでオペラ作曲の筆を絶ち,後半生はパリに住んで宗教曲やウィットに富んだ歌曲などを作曲した。…
※「《ウィリアム・テル》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」