《ウェーバリー》(読み)うぇーばりー

世界大百科事典(旧版)内の《ウェーバリー》の言及

【スコット】より

…《マーミオン》(1808),《湖上の美人》(1810)などスコットランドの過去に取材したロマンティックな物語詩で文名はますます上がった。しかし,新進詩人バイロンの名声が高まるにつれ,詩才の限度をさとって小説に転じ,《ウェーバリー》(1814)をはじめとする歴史小説で,実際の歴史的事件を背景に,ロマンティックな冒険と民衆の多彩な生活を巧みに融合し,全ヨーロッパにわたって名声を博した。スコットの二十数編の小説は〈《ウェーバリー》の著者〉という匿名で出版されたため,一括して〈ウェーバリー小説〉と呼ばれる。…

※「《ウェーバリー》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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