《エブリーナ》(読み)えぶりーな

世界大百科事典(旧版)内の《エブリーナ》の言及

【バーニー】より

…音楽史家チャールズ・バーニーの娘。若い女性を主人公に当時の社交界,家庭風俗を描いた処女作《エブリーナ》(1778)は,S.ジョンソンに激賞され,次いで《セシリア》(1782),《カミラ》(1796)も成功し,のちの〈家庭小説〉の先駆となる。日記,書簡は機知に富む会話にあふれ,王妃の女官を務めたころの王室や社交界のありさま,フランスの亡命軍人ダーブレーとの結婚後の渡仏経験など,小説のように読めるのが特徴である。…

※「《エブリーナ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android