《エンペラー》(読み)えんぺらー

世界大百科事典(旧版)内の《エンペラー》の言及

【ベートーベン】より

…しかし,不安定な社会情勢下にあっても1806‐08年は〈傑作の森〉と呼ばれる創作の絶頂期にあたり,《交響曲第4番》作品60(1806),《第5番・運命》,《第6番・パストラーレ》(《田園交響曲》)作品68(1808),《ピアノ協奏曲第4番》作品58(1806),《バイオリン協奏曲》作品61(1806),《コリオラン序曲》作品62(1807)などの大管弦楽曲が次々に生み出されている。 1809年に《ピアノ協奏曲第5番・皇帝(エンペラー)》作品73を作曲して後期様式時代に入っていく。この年にはフランス軍が再度ウィーンを包囲し,最大のパトロンであったルドルフ大公が疎開していき,ピアノのための《告別ソナタ》作品81a(1810)が作曲されることになる。…

※「《エンペラー》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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