《オショルの歌》(読み)おしょるのうた

世界大百科事典(旧版)内の《オショルの歌》の言及

【オコト】より

…散文詩《ラウィノの歌》(1966)は,アフリカ的価値を代表する妻が民族的表現とイメージを駆使して西欧文化に去勢された夫を鋭く揶揄(やゆ)し,圧倒するもの。《オショルの歌》(1970)では,この夫が西欧的価値の弁護に懸命になるが,ここに見られる諧謔と風刺の底には,民族的価値に対する揺るぎない自信が存在する。《お前の歯は白いか,ならば笑え》(1953)は唯一のアチョリ語小説。…

※「《オショルの歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android