《オルナンの埋葬》(読み)おるなんのまいそう

世界大百科事典(旧版)内の《オルナンの埋葬》の言及

【写実主義】より

…彼らは庶民の,労働者の,農民の生活や自然の一断面をあるがままに描こうと努め,その結果,共和主義や社会主義の運動に近づくことが多かった。 写実主義の美術作品としては,早いものとしてクールベの《石割り人夫》(1849),《オルナンの埋葬》(1850)がある。前者は貧しい労働者の働く様をなんの理想化もせずに表し,後者は平凡な田舎の埋葬の様を〈歴史画〉として描こうとしたところに革命的意図があった。…

※「《オルナンの埋葬》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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