《キム》(読み)きむ

世界大百科事典(旧版)内の《キム》の言及

【キップリング】より

…96年に帰国,詩集《七つの海》を出版,99年のボーア戦争では強硬論を唱えた。1901年の,ラマ僧と旅行する孤児キムを主人公とした小説《キム》でインドの各方面の生活を生き生きと描き出し,この後も数多くの作品を発表した。彼の作品には大英帝国主義的な傾向,ひたすら法の側に立とうとする態度がみられるが,第1次大戦後はこの点が知識階級の反発を買うようになった。…

※「《キム》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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