《キャスリーン・ニ・フーリハン》(読み)きゃすりーんにふーりはん

世界大百科事典(旧版)内の《キャスリーン・ニ・フーリハン》の言及

【イェーツ】より

…良きパトロンのグレゴリー夫人と語らって,99年アイルランド文芸劇場(のちにアイルランド国民劇場協会)を設立。その本拠アベー座の運営による社会的現実との接触は,《キャスリーン・ニ・フーリハン》(1902初演)をはじめとするアイルランド伝説に題材を得た劇作とあいまって,詩人としての成熟をも促した。《緑の兜》(1910)から《クールの白鳥》(1917)にいたる詩集は,愛,老年,死,詩の個人的主題を社会的・神話的主題と自在にからませて個性的な声調でうたう現代詩人の出現を示している。…

※「《キャスリーン・ニ・フーリハン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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