《キューポラのある街》(読み)きゅーぽらのあるまち

世界大百科事典(旧版)内の《キューポラのある街》の言及

【ホームドラマ】より

…十朱(とあけ)幸代ほか出演)を一つの原型として,以後各局が競ってホームドラマを作るようになり,ホームドラマはテレビドラマの中核的存在となったばかりでなく,テレビという大衆的メディアのなかでも最も大衆に好まれる番組の一つとして,昭和30年代から今日に至るまで,ほぼ変わらぬ隆盛ぶりを示す。 一方,映画のホームドラマは,この間衰退の道をたどり,逆に家族のそれぞれを不幸の底において,試練のなかでの人間的真実と人間の成長を描く《キューポラのある街》(1962。浦山桐郎監督日活作品,吉永小百合ほか出演)のような〈アンチ・ホームドラマ〉(この命名は映画評論家の岩崎昶による)が,映画独自の試みとして行われたりもした。…

※「《キューポラのある街》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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