《クリティオスの少年》(読み)くりてぃおすのしょうねん

世界大百科事典(旧版)内の《クリティオスの少年》の言及

【ギリシア美術】より

…人体の把握はアルカイクに比べて格段に正確になっているが,まだ次代の盛期クラシックがもつあの自由なのびやかさに達してはいない。しかし男性立像にはアクロポリスの《クリティオスの少年》に見られるように,直立像にわずかながら立脚と遊脚の区別が現れ,そのため像の中央軸はこれまでの垂直線から少しずつ湾曲し始めるのである。この時代の代表作には,2個の青銅像《デルフォイの御者》と《アルテミシオンのゼウス(ポセイドン?)》があり,浮彫には有名なルドビシ玉座の《アフロディテの誕生》がある。…

※「《クリティオスの少年》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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