世界大百科事典(旧版)内の《ゴーボダック》の言及
【イギリス文学】より
…これらの先輩作家がいなかったなら,彼らの嫉妬を招いたほどのシェークスピアの成功もありえなかっただろう。また,悲劇《ゴーボダック》(1561)において初めて戯曲に用いられたブランク・バース(弱強五歩格無韻詩型)が,のちのシェークスピアの文体への道を開いたことも,記憶されるべきであろう。
[シェークスピア]
中世から近代へ移行するルネサンス・ヨーロッパの,転換期ゆえの活力,喜び,不安は,シェークスピアのなかに完ぺきな表現を見いだした。…
※「《ゴーボダック》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」