《ジプシー歌集》(読み)じぷしーかしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《ジプシー歌集》の言及

【ガルシア・ロルカ】より

…処女詩集《詩の本》(1921)で詩人としての地位を確立。その後アンダルシアの伝承詩に傾倒した彼は,民俗的なモティーフに独自のメタファーをちりばめることにより《ジプシー歌集》(1928)や《カンテ・ホンドの歌》(1931)を発表したが,これらは言葉とリズムによってジプシーの真の魂を捕らえたものとして世界的な名声を博した。1931年に第二共和政が成立すると,学生劇団〈バラーカ〉を組織して農村を巡演し,古典劇の普及につとめた。…

※「《ジプシー歌集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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