《スウェーデン国民史》(読み)すうぇーでんこくみんし

世界大百科事典(旧版)内の《スウェーデン国民史》の言及

【イェイイェル】より

…ウプサラ大学歴史学教授(1817‐46)。詩人としては古いゴート族の美徳をたたえる作品を発表,歴史学の著作としては《スウェーデン国民史》3巻(1832‐36)が著名。国会議員もつとめ,政治的には保守的な立場にいたが,1830年代後半の新しい自由主義的傾向に共鳴,変節とも評されたが,保守主義の立場を貫いた同僚アッテルボムAmadeus Atterbom(1790‐1855)とは異なり,楽天的な彼は晩年に,いったん衰えた詩作の力を回復し,すぐれた短詩を発表するようになった。…

※「《スウェーデン国民史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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