世界大百科事典(旧版)内の《ソンのモティーフ》の言及
【ギリェン】より
…キューバのムラート(白人と黒人との混血)詩人。キューバの民謡ソンを詩の領域に昇華させた詩集《ソンのモティーフ》(1930)でアフロ・キューバン詩の代表的詩人になり,のちには社会詩・政治詩の分野にまで詩の世界を広げて,キューバの民族詩人と別称されている。革命後は長年の亡命生活から帰国し,1961年に結成されたキューバ作家芸術家同盟の議長を務めている。…
※「《ソンのモティーフ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」