《トマス・神学大全注解》(読み)とますしんがくだいぜんちゅうかい

世界大百科事典(旧版)内の《トマス・神学大全注解》の言及

【カエタヌス】より

…翌年ガエタの司教となり,ハンガリーなどの各国へ使節として派遣されたり,ヘンリー8世の離婚訴訟に関与するなど,教皇顧問として活動したが,晩年は研究と著述のうちに送った。最大の著作は《トマス・神学大全注解》であるが,《トマス・有と本質について注解》《名辞の類比》も有名で,ルネサンス期スコラ学復興の中心となり,後代のトマス派に大きな影響を与えた。【稲垣 良典】。…

※「《トマス・神学大全注解》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android