《ドッチャダンネ》(読み)どっちゃだんね

世界大百科事典(旧版)内の《ドッチャダンネ》の言及

【コロッケ】より

…このコロッケが町の洋食屋にみられるようになったのは明治30年代のことであるが,日本人にとって最もポピュラーな洋食の一つになったのは1920年(大正9)以後のことと思われる。その年5月,東京丸の内の帝国劇場は女優劇10周年の記念興行を行い,その演目の一つに益田太郎冠者作の笑劇《ドッチャダンネ》を上演,その中で益田の作詞になる《コロッケの唄》が歌われた。〈今日もコロッケ,明日もコロッケ〉という,その歌はたちまち巷にあふれ,コロッケはハイカラな家庭料理としての位置を確立させたのである。…

※「《ドッチャダンネ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android