《ヒロシマ》(読み)ひろしま

世界大百科事典(旧版)内の《ヒロシマ》の言及

【ハーシー】より

…作家シンクレア・ルイスの秘書を一時務めたが,《タイム》や《ライフ》の記者として第2次大戦に従軍,占領下のシチリア島を舞台にイタリア系のアメリカ軍将校が町の民主化に献身する姿をユーモラスに描いた小説《アダノの鐘》(1944)はベストセラーになり,ピュリッツァー賞を得た。その後,1946年広島を訪れ,原爆投下とその後の状況を人道主義の立場から調査・記録した《ヒロシマ》(1946)を週刊誌《ニューヨーカー》に発表,各地の大新聞にも連載され大反響を呼び,〈ノー・モア・ヒロシマズ〉などの平和運動展開の契機となった。単行本は49年に日本語訳された。…

※「《ヒロシマ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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