《ビレット》(読み)びれっと

世界大百科事典(旧版)内の《ビレット》の言及

【ブロンテ姉妹】より

…エミリーとアンはなおも人との交際を避け,ホーワスで父と暮らしていたが相次いで病のため世を去った。シャーロットのみが創作を続け,《シャーリー》(1849),《ビレット》(1853)などの小説を発表し,父の教会の副牧師であるニコルズと54年結婚したが,翌年病死した。 3姉妹の作品は死後に高い評価を受け,世界中で愛読されたが,生前まったく無視されたエミリーの《嵐が丘》が,シャーロットの作品よりも文学的価値の高い傑作,世界文学史上屈指の名作と賞賛されるようになったのは皮肉である。…

※「《ビレット》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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