《フランス大年代記》(読み)ふらんすだいねんだいき

世界大百科事典(旧版)内の《フランス大年代記》の言及

【年代記】より

… 教会および教会内団体史は,カエサリアのエウセビオスらの古代教会史叙述の伝統をうけて,中世のものとしては,セビリャのイシドルス(7世紀),ベーダ(8世紀),マリアヌス・スコトゥス(11世紀)の著作など,早期の例がある。部族史,のちには国家史としては,9世紀には成立したと考えられる《アングロ・サクソン年代記》を筆頭として,13世紀成立のスペイン(カスティリャ)国家年代記や,16世紀初頭まで書き継がれた《フランス大年代記》が代表的である。11~12世紀における自治都市の成立は,都市民の歴史意識を強く刺激し,多数の都市年代記が作成された。…

※「《フランス大年代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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