世界大百科事典(旧版)内の《フランス革命史》(ティエール)の言及
【ティエール】より
…彼ははじめ王政復古期(1814‐30)のフランスで極右王党派と対立する自由派の代議士や銀行家のラフィットなどと親密となった。1824年から27年にかけて《フランス革命史Histoire de la Révolution》全10巻を書き,その自由派の立場に立った文筆の才で名声を得,30年1月にミニエーとともに新聞《ナシヨナル》を創刊した。7月にシャルル10世が勅令を発布すると,《ナシヨナル》の編集室には43人のジャーナリストらが集まるが,ティエールはその中心になって,この七月勅令に対する共同抗議文を起草した。…
※「《フランス革命史》(ティエール)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」