世界大百科事典(旧版)内の《メトロポリターナ百科事典》の言及
【百科事典】より
…これら19世紀以降の百科事典は,富裕な都市市民の購買力を期待しうるところから,巻数は増加し,フランスの《大百科事典La Grande Encyclopédie》(1886‐1902)のように31巻を数えるものまで現れた。また,この時期にあっては,S.T.コールリジのプランによった《メトロポリターナ百科事典Encyclopaedia Metropolitana》29巻(1817‐45)がその体系性のゆえに注目される。当初の意図どおりには進行しなかったとはいえ,歴史家のE.ギボンら,当時の代表的文筆家を総動員する記念碑的百科事典をめざしたものであった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」