《ラーレブーフ》(読み)らーれぶーふ

世界大百科事典(旧版)内の《ラーレブーフ》の言及

【シルダの人びと】より

…いわゆる民衆本の一つで,翻訳物ではなくドイツ本来の創作物である。前年に出た《ラーレブーフDas Lalebuch》を焼き直し,舞台をシルダSchilda(架空の町)に移し,この町の人びとの愚行と茶番を集めたもの。三角形の市庁舎を建てたが窓を作り忘れたり,塩を畑にまいて収穫しようとしたり,市庁舎の鐘を海底に隠したが再び拾い上げられなかった等の話から,のち〈シルダの人びと〉は愚昧な人の代名詞となった。…

※「《ラーレブーフ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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