世界大百科事典(旧版)内の《ワシプンゴ》の言及
【イカサ】より
…キトに生まれ,医学への志を半ばにして文学に転向,大土地所有者や都市の特権階級の搾取と横暴に苦しむ原住民の救済と保護を訴え,大地主,僧侶,政治ボスなどを告発・糾弾した。1934年に発表された《ワシプンゴ》はこうしたインディヘニスモ文学の礎石となるものである。ほかに《街路にて》(1935),《チョロ》(1938),《ワイラパムシュカス》(1948),《チョロの女,ロメロとフローレス》(1958)などの作品がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」