《井邑詞》(読み)せいゆうし

世界大百科事典(旧版)内の《井邑詞》の言及

【朝鮮文学】より

…また《三国遺事》には駕洛国始祖の開国伝説として《亀旨峰迎神歌》1首が漢詩訳の形で収録され,威嚇を以て神を迎えんとする原始巫俗の形態がうかがえる。百済の歌と伝えられる《井邑(せいゆう)詞》は行商人の妻が夫の身を案じた歌で,上代女性のひたむきな心を伝える秀歌である。この時代の文学を代表するのは〈郷歌〉である。…

※「《井邑詞》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android