《人肉質入裁判》(読み)じんにくしちいれさいばん

世界大百科事典(旧版)内の《人肉質入裁判》の言及

【ベニスの商人】より

…シャイロック像を歴史的にたどると,道化役,復讐鬼・悪役,迫害された民族の典型的人物としての悲劇的英雄,喜劇的悪役comic villainなどがある。 日本への初期の紹介では,C.ラム《シェークスピア物語》に依拠した井上勤の翻訳《人肉質入裁判》(1883)があり,1885年に中村宗十郎一座が大阪戎(えびす)座で上演した宇田川文海による翻案《何桜彼桜銭世中(さくらどきぜにのよのなか)》は,日本におけるシェークスピア劇上演の嚆矢(こうし)とされる。【笹山 隆】。…

※「《人肉質入裁判》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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