《今本竹書紀年》(読み)きんぽんちくしょきねん

世界大百科事典(旧版)内の《今本竹書紀年》の言及

【竹書紀年】より

…夏の啓王が益を殺害したとか,殷の伊尹(いいん)が太甲に殺された等の,伝統的な史書にはみえない伝説をとどめる。伝承されてきたテキスト,いわゆる《今本竹書紀年》には後人の手が入っていて信頼性に欠け,それゆえ,唐・宋以前のこの書物の引用文から〈古本〉を復元しようとする作業がいく人かの学者によってなされている。王国維《古本竹書紀年輯校》がそうした成果の一つである。…

※「《今本竹書紀年》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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