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《俠太平記向鉢巻》 きゃんたいへいきむこうはちまき

世界大百科事典内の《俠太平記向鉢巻》の言及

【式亭三馬】より

…のち旧主堀野屋の妹と結婚して虎之助(式亭小三馬)をもうけ,日本橋本町に化粧品・売薬店を経営して化粧水〈江戸の水〉,売薬〈仙方延寿丹〉などを売り出して成功するなど,商才もあった。 1794年(寛政6)刊の《天道浮世出星操(てんどううきよのでづかい)》を処女作とする黄表紙では,火消人足の喧嘩に取材して筆禍事件を起こした《俠太平記向鉢巻(きやんたいへいきむこうはちまき)》(1799)また草双紙の変遷を巧妙に扱った《稗史億説年代記(くさぞうしこじつけねんだいき)》(1802)などが有名である。洒落,滑稽の黄表紙の正統を守った作風で,まじめさとストーリーの興味を第一とする寛政改革後の黄表紙の傾向に反発しているが,時流に抗しきれず,典型的な敵討物《雷太郎強悪物語(いかずちたろうごうあくものがたり)》(1806)を発表,合巻形式流行の端緒をつくった。…

※「《俠太平記向鉢巻》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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