世界大百科事典(旧版)内の《内乱賦》の言及
【ルカヌス】より
…自身詩作をたしなんだ皇帝ネロに才能を注目され,宮廷に呼ばれた。財務官をつとめるかたわら創作にはげみ数々の作品を発表したが,現存するのは絶筆となった主著《内乱賦》だけである。これはカエサルとポンペイウスの対立に端を発した前1世紀半ばの内乱を主題とした叙事詩で,決戦地ファルサロスの名をとって《ファルサリア》とも呼ばれる。…
※「《内乱賦》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」