《力学講義》(読み)りきがくこうぎ

世界大百科事典(旧版)内の《力学講義》の言及

【キルヒホフ】より

…さらに化学者ブンゼンと共同し,分光分析が種々の元素発見のための一つの手段となるとの推論から,各種金属に特有な線スペクトルを数多く調べ,分光学を確立した。そのほか弾性論,熱学,力学にも業績を残しており,とくに76年出版の《力学講義》は19世紀後半の物理学者による力学批判の代表的著作であり,分子概念に基づかず,記述主義に傾くことで各物体の力学の一般的方程式を純粋な数学的考察で導いた。【河村 豊】。…

※「《力学講義》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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