《博物誌》(ルナール)(読み)はくぶつし

世界大百科事典(旧版)内の《博物誌》(ルナール)の言及

【ルナール】より

…1889年《メルキュール・ド・フランス》誌の創刊に加わり,あらゆる文学的粉飾や感情的誇張をしりぞけた厳密な写実主義の文体で小説を書き,詩を作った。自ら〈イメージの狩人〉と称したルナールは,動物の世界を真正面から見すえた《博物誌Histoires naturelles》(1894)で,簡明な文の羅列による独創的な詩の文体を作った。《博物誌》のうち5編をJ.M.ラベルが音楽にしている。…

※「《博物誌》(ルナール)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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