《反対称》(読み)はんたいしょう

世界大百科事典(旧版)内の《反対称》の言及

【カイヨア】より

…一方,《詩のごまかし》(1944)や《文学の思い上がり》(1948)で徹底的な現代文芸批判を展開,行為と主張を一致させるサン・ジョン・ペルスこそ詩人の見本であるとの結論に達した。このような多岐にわたる問題意識はその後も衰えることなく,みずから〈対角線の科学〉と名付けた方法論によって次々に結実,とりわけイメージの起源を偶発的鋳型性に求めた《自然と美学》(1962),およびイメージの進化は対称性との闘いにあるとした《反対称》(1973)にみごとに凝縮された。【松岡 正剛】。…

※「《反対称》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android