《古代人・近代人比較論》(読み)こだいじんきんだいじんひかくろん

世界大百科事典(旧版)内の《古代人・近代人比較論》の言及

【ペロー】より

…ルネサンス以来の古典尊重の文芸思潮に反発し,古代と近代の作家を同次元に置いて比較し,前者の絶対視を否定したことによって,新旧論争の口火を切る。古代派の反撃に対して,4巻の《古代人・近代人比較論》を著した。第1巻(1688)は建築,彫刻,絵画,第2巻(1690)は散文,第3巻(1693)は韻文,第4巻(1697)は科学を取り扱い,それぞれの分野における近代の優越性を説く。…

※「《古代人・近代人比較論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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