《古鏡記》(読み)こきょうき

世界大百科事典(旧版)内の《古鏡記》の言及

【鏡】より

…人間の姿をとって出現した動物たちの正体を,鏡に照らすことによって見破ったという話は,《抱朴子》など道教系の書物のほか,六朝期の志怪小説にいくつも見える話題である。こうした破邪の鏡の話を集大成した物語として,唐初の《古鏡記》がある。また唐末ごろより地獄の審判の場に鏡が置かれて,死者の生前の善悪の行いがそこに映し出されるといった絵画や物語が多くなるが,これも虚偽を見破るという,前述の鏡の持つ破邪の力によるものである。…

※「《古鏡記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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