世界大百科事典(旧版)内の《史館茗話》の言及
【林梅洞】より
…父の鵞峰は哀惜はなはだしく,《泣血余滴》という長文の追悼文を草した。著書に《梅洞全集》《史館茗話(めいわ)》などがある。梅洞は夭逝しなければ,官学の宗家たる林家(りんけ)の第3代を継ぐ立場にあったが,その詩文には朱子学の道学主義にとらわれない自由な感慨が述べられていて,叔父の林読耕斎とともに初期の林家一門の文学愛好の風潮をよく示している。…
※「《史館茗話》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」