《周易本義》(読み)しゅうえきほんぎ

世界大百科事典(旧版)内の《周易本義》の言及

【易学】より

…この時代にはまた一方で,象数易の再生を企てた邵雍(しようよう)(康節)が現れたことも看過できない。南宋の朱熹(子)は《周易本義》を著し,《易》は卜筮(ぼくぜい)の書にほかならぬと主張した。彼によれば,占者の問いに応じて《易》から投げ返された卦爻辞は,答えであると同時に占者に対する新たな問いであり,それによって占者は,自分がその辞にふさわしい人間かどうか内省を迫られるというのである。…

※「《周易本義》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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