世界大百科事典(旧版)内の《哲学の原理》の言及
【デカルト】より
…このうち《幾何学》は幾何学と代数学を結合して解析幾何学を(フェルマーとともに)創始した業績として知られている。41年には形而上学の主著《省察》が,ホッブズ,アルノー,ガッサンディらの〈反論〉と著者の〈答弁〉を付けて刊行され,44年には自然学をも含むその体系のほぼ全容を示す《哲学の原理》が出版された。また43年以後ファルツ選挙侯の王女エリーザベトへの書簡を通じて道徳に関する省察を深め,そこから49年の《情念論》が生まれた。…
※「《哲学の原理》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」