《哲学館講議録》(読み)てつがくかんこうぎろく

世界大百科事典(旧版)内の《哲学館講議録》の言及

【東洋大学】より

…東京都文京区白山に本部をおく私立大学。1887年哲学者井上円了が,東京本郷の麟祥院内に開設した私立哲学館を起源とする。井上は同館の設立を,学問の中心たる哲学が帝国大学の専修になっている実状を打開し,晩学で速成を求める者,資力乏しい者,外国語原書の読めない者などに哲学修得の道を開くためであるとした(〈哲学館開設の趣旨〉)。〈諸学の基礎は哲学にあり〉が建学の精神となり,東洋的精神文明の樹立をめざした。開設の翌年には,《哲学館講義録》を出して日本初の通信教育を開始。…

※「《哲学館講議録》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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