《因幡堂縁起》(読み)いなばどうえんぎ

世界大百科事典(旧版)内の《因幡堂縁起》の言及

【賀露】より

…因幡国(鳥取県)高草郡に属し,千代川河口の港。《三代実録》に861年(貞観3)賀露神に従五位下を授くとあり,《因幡堂縁起》によれば997年(長徳3)賀留の沖で薬師如来像が漁網にかかり,海中から引き揚げられ,因幡守橘行平によってまつられたという。中世には因幡守護山名氏の守護所天神山城,その出城鳥取久松山城の城下町の外港であった。…

※「《因幡堂縁起》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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