世界大百科事典(旧版)内の《国際政治》の言及
【国際政治】より
…とくにアメリカでは,機構論的なアプローチが強かった。 やがて1930年代に入り,国際連盟の無力さが露呈されるとともに,国際規範や国際機構ではなく,国際的な力関係に着目する必要が痛感され,国際政治international politicsという概念が学問的にも確立されるようになった。その嚆矢(こうし)はF.L.シューマンの《国際政治》(1933)であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」