《城塞》(読み)じょうさい

世界大百科事典(旧版)内の《城塞》の言及

【クローニン】より

…グラスゴー大学で医学を修め,ロンドンで開業,病気療養中発表した《帽子屋の城》(1931)で一躍有名になり,以後文筆に専念する。坑夫の出世物語《星は見ている》(1935),地方の青年医師が主人公の《城塞》(1937),《天国の鍵》(1941),《十字軍兵士の墓》(1956)など,まじめな主人公を描いた物語性に富んだ作品で多くの読者を得ている。初期の作品は社会的関心が強いが,後期には宗教的主題にも触れている。…

※「《城塞》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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