《外国人の見た日本軍の暴行》(読み)がいこくじんのみたにほんぐんのぼうこう

世界大百科事典(旧版)内の《外国人の見た日本軍の暴行》の言及

【南京大虐殺】より

日中戦争で南京占領に際し日本軍によって中国軍民に加えられた大規模な残虐行為。1937年(昭和12)8月,日中戦争は華北から華中に拡大,日本軍は上海で中国軍の激しい抗戦に直面し,大きな損害を被った。11月上旬ようやく中国軍を退却させると,中支那方面軍(軍司令官松井石根大将)は,指揮下の上海派遣軍(軍司令官朝香宮鳩彦王中将)と第10軍(軍司令官柳川平助中将)を,与えられていた任務を逸脱して国民政府の首都南京に向かって急進撃させた。…

※「《外国人の見た日本軍の暴行》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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