《大乗義章》(読み)だいじょうきしょう

世界大百科事典(旧版)内の《大乗義章》の言及

【地論宗】より

…早く南北両派に分かれ,北道派は後発の摂論(しようろん)宗とその教義が近く,より精緻な摂論宗へしだいに吸収されたのに対し,南道派には多くの学僧が出て盛えた。隋の浄影寺慧遠(えおん)は最も有名で,彼の著《大乗義章》は,南道派地論宗からみた南北朝期の仏教教理学の集大成として重要である。唐代に華厳宗が興ると発展的にその内に吸収されていった。…

※「《大乗義章》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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