《大和のこんげん》(読み)やまとのこんげん

世界大百科事典(旧版)内の《大和のこんげん》の言及

【浮世絵】より

…文が主で絵が従であった挿絵本から,文章と絵の比率が逆転した絵本形式へと進んだわけである。その典型的な例が井原西鶴の浮世草子《好色一代男》を絵本化した《大和のこんげん》およびその続編の《好色世話絵づくし》(ともに師宣画,1686)である。こうした絵本における版画は,ついには文章を不要とし本の形式とも離れた純然たる鑑賞版画として独立するにいたる。…

※「《大和のこんげん》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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