《大漁歌い込み》(読み)たいりょううたいこみ

世界大百科事典(旧版)内の《大漁歌い込み》の言及

【大漁節】より

…一番の歌は〈一ツトセー,一番ずつに積みたてて,川口押し込む,大矢声,エーコノ大漁船〉で,終りの囃しことばを〈ああ大漁だね〉と歌うこともある。また〈ウンリャトット,ウンリャトット,松島のサーヨー,瑞巌寺ほどの……〉で始まる《大漁歌い込み》は,宮城県一帯で歌われる大漁祝歌で,ドヤ節,斎太郎(さいたら)節,遠島甚句(としまじんく)で構成されている。1927年ころ後藤桃水と弟子の八木寿水が上記の三つの歌を巧みに構成・縮曲して作り上げたという。…

※「《大漁歌い込み》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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