《大蔵虎明本》(読み)おおくらとらあきらぼん

世界大百科事典(旧版)内の《大蔵虎明本》の言及

【大蔵流】より

…現在,能楽協会に登録された大蔵流の狂言師は約70名である。台本は代々の宗家,各弟子家のものがあるが,《大蔵虎明本》(1642)が最古本で,中世の狂言をうかがわせる貴重な資料である。《大蔵虎寛本》(1792)は固定期の台本で,現行の演出に近い。…

【狂言】より

… また,せりふがしだいに定着してきたことや,流派意識が強まったことから,台本の書き留めもなされるようになった。大蔵虎明(おおくらとらあきら)が1642年(寛永19)に書写したいわゆる《大蔵虎明本》は,その最初の完備した台本である。ほかに古台本としては正保ころ(1644‐48)のものと思われる和泉流の天理本《狂言六義(りくぎ)》,享保初年かとされる《鷺保教本》等がある。…

※「《大蔵虎明本》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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