《大鏡》(読み)おおかがみ

世界大百科事典(旧版)内の《大鏡》の言及

【バンサン・ド・ボーベ】より

…初期のドミニコ会派修道会に入り,1229年以降フランスのボーベおよびパリにおいて,著作活動を行った。中世最大の百科事典とされる《大鏡Speculum majus》を,1247年から59年の間に編纂した。この著作は,全80巻,約1万項目にのぼる百科事典であり,みずから閲読しえた450人の著者,2000の文献からの引用を主体としている。…

【百科事典】より

…百科事典はその手続のための補助材であり,またそれ自身が引用・解釈の大集成となっていった。バンサン・ド・ボーベ《大鏡Speculum majus》(13世紀中葉)はこの時代の代表例である。〈自然〉〈理論〉〈歴史〉の3部,さらに死後〈道徳〉が追補されて全4部構成となり,全体として膨大な編纂物となった。…

※「《大鏡》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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