《天文宇宙物理学総論》(読み)てんもんうちゅうぶつりがくそうろん

世界大百科事典(旧版)内の《天文宇宙物理学総論》の言及

【荒木俊馬】より

…帰国後は天体物理学と天体力学の講義を担当し,また研究活動は変光星から白色矮星(わいせい)の内部構造,輝線スペクトルを示す特異星大気の理論,さらに日本学士院の委嘱による日本暦学史の分野に及んだ。41年京都帝国大学教授となったが,45年8月の日本の敗戦に思うところあって同年10月に教授の職を辞し,丹波の山峡に隠棲して約10年間著述に専心,《天文宇宙物理学総論》7巻(1947‐52)など多数の本を書き上げた。戦時中に大日本言論報国会理事をつとめたことから47‐51年公職追放を喫したが,その後54‐64年大谷大学教授を経て,65年京都産業大学を創設して学長兼理事長に就任し,終生その任にあった。…

※「《天文宇宙物理学総論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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